
ドメーヌ
ブリュノ・ロランゾン
Domaine Bruno Lorenzon
所在地:メルキュレイ、コート・シャロネーズ、ブルゴーニュ
栽培面積:10.5ha(3代目当主ブリュノ・ロランゾン氏が継承)
主要品種:ピノ・ノワール、シャルドネ
栽培哲学:祖父の代から受け継がれてきた、化学合成された除草剤や農薬、肥料に頼らない畑仕事を、ブリュノ自身も40年以上にわたり守り続けています。/ ロバート・パーカー グリーン・エンブレム(持続可能性を称える栄誉)を受賞
ドメーヌ ブリュノ・ロランゾンのワイン
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MERCUREY 1er Cru Carline – Clos des Champs Martin rouge
メルキュレイ プルミエ・クリュ カルリンヌ-クロ・デ・シャン・マルタン(赤) -
MERCUREY 1er Cru Pièce 15 blanc
メルキュレイ プルミエ・クリュ ピエス15(白) -
MERCUREY 1er Cru Pièce 13 rouge
メルキュレイ プルミエ・クリュ ピエス13(赤) -
MERCUREY 1er Cru Champs-Martin rouge
メルキュレイ プルミエ・クリュ シャン・マルタン(赤) -
MERCUREY 1er Cru Champs-Martin blanc
メルキュレイ プルミエ・クリュ シャン・マルタン(白) -
MERCUREY 1er Cru Clos des Barraults blanc
メルキュレイ プルミエ・クリュ クロ・デ・バロー(白) -
MERCUREY 1er Cru Les Croichots blanc
メルキュレイ プルミエ・クリュ クロワッショ(白) -
MERCUREY Le Chapitre rouge
メルキュレイ ル・シャピートル(赤) -
MERCUREY Les Vignes d'Orge rouge
メルキュレイ レ・ヴィーニュ・ドージュ(赤) -
MONTAGNY 1er Cru Les Monts Laurent blanc
モンタニィ プルミエ・クリュ ル・モン・ロラン(白) -
MONTAGNY 1er Cru Le Choix du Roi blanc
モンタニィ プルミエ・クリュ ル・ショワ・デュ・ロワ(白) -
MONTAGNY 1er Cru Les Truffières blanc
モンタニィ プルミエ・クリュ レ・トリュフィエール(白) -
MONTAGNY Le May blanc
モンタニィ ル・メイ(白) -
BOURGOGNE Clos Alfred blanc
ブルゴーニュ クロ・アルフレッド(白)
▶ ドメーヌ ブリュノ・ロランゾンのブルゴーニュ現地最新レポート
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ドメーヌ紹介
ドメーヌ・ロランゾンの3代目当主ブリュノ・ロランゾン氏は、卓越した完璧主義者として知られ、品質と美しさを極限まで追求する姿勢で高く評価されている造り手です。イタリアにルーツを持つロランゾン家。ブルゴーニュに深く根ざしながらもラテン的な美意識を併せ持つ彼は、常に国際的な視野をもってワイン造りを進化させ続けています。
ニュージーランドと南アフリカのワイナリーで、醸造家としての経験を積み、ブリュノ氏はブドウが持つ純粋な表現とテロワールの個性を最大限に引き出すことに注力しています。厳選された土壌での丁寧な栽培と繊細な醸造技術に裏打ちされたそのワインは、エレガンスと力強さを兼ね備え、フランス国内外で高い評価を受けています。
ロランゾン家の歴史

創業 ― ロランゾン家のルーツ
ロランゾン家のルーツはイタリアにあり、移住してきた祖父の血脈がブルゴーニュに根を下ろしました。ブリュノ氏によれば、祖父の代から自然な畑仕事を大切にしてきたといいます。現在の栽培方針は、40年以上にわたり、土壌・植物・果実、そして自然から発せられるメッセージを乱さぬよう、化学合成された除草剤や農薬を使用しないという哲学が確立され、その精神は今日まで一貫して受け継がれています。
3代目当主ブリュノ・ロランゾン
3代目のブリュノ・ロランゾン氏は、1997年に約4.5haの家族経営のドメーヌを継承。その後、メルキュレとモンタニィの畑を取得し、現在は約10haの畑を手掛けています。ニュージーランドと南アフリカのワイナリーで、醸造家としての経験を積み、ブルゴーニュの伝統的な手法に国際的な視点を取り入れてきました。
樽会社トネレリー・ド・メルキュレの創設期に携わり、樽の製造や販売に深く関わった経歴を持ち、その経験は現在のワイン造りにも深く生かされています。ドメーヌで使用する樽は、木材の選定(ブルゴーニュ産)から乾燥、焼き加減、キュヴェごとの仕様に至るまで、自ら細部を見極めて仕立てています。樽は単なる熟成のための容器ではなく、それぞれの畑とワインの個性を引き出すための、醸造に欠かせない要素なのです。
ブルゴーニュの伝説的な造り手アンリ・ジャイエからも大きな影響を受けました。
ブリュノ氏は私にこう語りました。
「ワインは単なる飲み物ではなく、心を満たす芸術です。」
この言葉には、テロワールを尊重しながら、細部まで妥協することなくワインと向き合う、ブリュノ氏の哲学が凝縮されています。
そして現在、ドメーヌでは次世代への継承も始まっています。将来を担う長男ゴティエ・ロランゾン氏は、スイスの名門校HES-SOで醸造学を学び、さらにパリのESECでビジネスを修学。ワイン造りの技術だけでなく、ドメーヌの経営と国際的な発展も視野に入れ、醸造とビジネスの両面から研鑽を重ねています。
ブリュノ氏が築いてきた徹底した品質へのこだわりと、ゴティエ氏が身につけつつある新しい知識と経営感覚。ドメーヌ・ロランゾンは、その伝統を守るだけでなく、次の世代へと進化させながら未来へつなごうとしています。
コート・シャロネーズの歴史
ブルゴーニュ・コート・シャロネーズのブドウ畑は、コート・ド・ボーヌとマコネの間、全長25km・幅7kmの帯状の丘陵地帯に広がっています。古代ローマの平和によって商業活動が活発化し、シャロン・シュル・ソーヌは主要な交易地・河川交通の重要な中継地として発展しました。中世には有力な修道院の影響を強く受け、19世紀には鉱業・工業都市へ日常消費用のワインを供給する重要な役割を果たします。しかしフィロキセラ禍による壊滅ののち、ブドウ畑は小規模・中規模の農家を中心に再建され、19世紀半ば以降は面積が50%減少しながらも、より適した斜面へと集約されていきました。
メルキュレイの歴史
メルキュレイの地には、紀元前1世紀、ガロ・ローマ文化の時代からすでにブドウが植えられていました。のちにドミティアヌス帝の命でブドウ畑が引き抜かれる時期が続きますが、280年にプロビウス帝がこの禁令を解除。中世にはモンテギュ城とともに畑が発展し、1371年にはブルゴーニュ公がワイン販売促進の布告を出しています。1376年には教皇グレゴリウス11世のワイン使節メリオーレが、アヴィニオンで名声を得ていたメルキュレイのワインを求めて奔走したと伝えられ、1477年には畑がルイ11世の所有となりました。1815年、ナポレオンがメルキュレに立ち寄り、そのワインを称賛したという逸話も伝えられています。
ブリュノ・ロランゾンの
栽培・醸造哲学

哲学
ドメーヌ・ロランゾンの哲学は、「純粋さ(pureté)」と「ミネラリティ」の追求にあります。10.5ヘクタールの畑を継承した3代目として、ブリュノ氏はテロワールの本質を深く理解し、代々培われてきた知見に自身の独自の感性と手法を融合させています。伝統を重んじながらも、酵母の選定、樽の製作、ボトルやコルクの品質に至るまで徹底したこだわりを貫き、革新性を取り入れた独創的なアプローチによって、他にはない唯一無二のワイン造りを実現しています。
栽培
ブリュノ氏の祖父は、土壌や植物、果実、そして自然からのメッセージを乱さぬよう、化学合成された除草剤や農薬を使用しないという哲学を貫いていました。その精神を受け継ぎ、ブリュノ氏は40年以上にわたり、地下の根系と地上部のバランスを重視したブドウ栽培を実践しています。耕作では土壌の圧縮を避けるため細心の注意を払い、異なるテロワールから定期的に土壌サンプルを採取・分析することで、生態系と微生物のバランスを維持。列間にはあえて雑草を残し、土壌の保湿と排水の調整に役立てています。
ブドウの木1本につき3〜5本の枝を育て、果房と「親葉」との間隔を広く取ることで風通しを確保。樹高は約1.7メートルに仕立て、横に伸びる小さな葉は取り除き、通常の4本ではなく7〜9本のワイヤーに枝を這わせることで光合成を最大化し、果実の成熟を促しています。果房は「親葉」の陰に守られ、夏の強い直射日光から自然に保護されます。栽培密度は1haあたり12,000〜20,000本という高さまで引き上げられ、これが凝縮感と奥行きのある味わいの源泉に。この精緻な栽培手法により、収穫時にはほとんど選果を必要としないほど、バランスの取れた高品質なブドウが得られています。
醸造
収穫はすべて手作業で行われ、ブドウは6kgの小型ケースで収穫され、温度を低く保った状態で醸造所へ運ばれます。発酵には、ブリュノ氏が自身の畑から選定・培養した酵母を用い、テロワールの純粋な表現を引き出します。
白ワインは全房を優しく圧搾し、温度管理されたステンレスタンクやオーク樽の中で、発酵後はバトナージュによって質感を整えながら熟成させ、最終的に軽く濾過して瓶詰めします。瓶内でも熟成は続き、さらなる奥行きが加わります。
赤ワインは、キュヴェやヴィンテージに応じて全房を取り入れ、長い低温浸漬と穏やかなピジャージュによって、過度な抽出を避けながら醸造されます。熟成期間はキュヴェやヴィンテージにより異なりますが、新樽比率はおよそ10〜50%、12〜13ヶ月の樽熟成ののち、不活性ガス下でさらに6〜7ヶ月間ステンレスタンクで仕上げの熟成を行い、瓶詰めされます。
本質を追求するための樽作り
ブリュノ・ロランゾン氏は、樽会社の創設期に携わり、樽の製造や販売に深く関わった経歴を活かし、自らの手でドメーヌ専用の樽を一から造り上げています。ブルゴーニュの森から最上級の木材を厳選し、3年間ドメーヌ内で自然乾燥させたのち、各キュヴェの個性に合わせてミリ単位で精密に調整する、まさに「オートクチュールのワイン造り」と呼ぶべきこだわりです。
特筆すべきは、この樽から生まれるワインが「樽の香り」を一切感じさせないこと。華美な香りに頼ることなく、ブドウとテロワールの本質だけを際立たせる。それがブリュノ氏の樽仕事の真髄です。
オーガニックへの信念
環境を大切にした農法を採用し、自然の力を最大限に活かす姿勢は、テロワールの特徴を余すところなく引き出し、澄んだ純粋な味わいを実現するための欠かせない基盤となっています。この持続可能な取り組みは、ワイン業界において卓越した環境保護活動を称える「Robert Parker Green Emblem」を2021年に受賞。環境負荷を抑えた農法、エネルギーの効率的な活用、地域社会への貢献など、ワイナリー全体で持続可能性を追求する姿勢が高く評価されています。
人柄
ブリュノ氏のカリスマ性は大きな強みであり、ワイン造りへの情熱とビジョンを通じて、多くの愛好家や同業者を惹きつけています。この人間性が、彼のワインを単なる飲み物ではなく特別な存在へと昇華させています。スポーツを愛する一面もあり、サイクリングやラグビーに親しむブリュノ氏にとって、チームスポーツで培われたチームワークの精神は、最高品質のワイン造りにも大きく活かされています。
ドメーヌ・ロランゾンの魅力に迫るビデオ
ドメーヌ ロランゾンの
畑とテロワール

ドメーヌの所有畑データ
自社畑面積(合計):10.5 ha(メルキュレイ・モンタニィ両アペラシオンにまたがる)
栽培密度:区画により1haあたり既存区画で約12,000本/ha、新しい植栽では14,000〜20,000本/haに達します。(ブルゴーニュ平均を大きく上回る高密植)
栽培方法:除草剤・不使用
メルキュレイ Mercurey, Côte Chalonnaise
メルキュレイは、シャロン・シュル・ソーヌから12km離れたコート・シャロネーズに位置しています。ジルー川に沿った黄金の谷を思わせる斜面が湿った風を遮り、畑はサン・マルタン・ス・モンタギュ村の上部に広がっています。主に赤ワインの生産で知られ、原産地呼称の認定を受けた歴史あるアペラシオンです。
畑は標高230〜320mに位置し、主に泥灰土とオックスフォーディアン期の石灰質泥灰土から構成されています。バトニアン期の白色石灰質土壌や、丘の下部の粘土質土壌も見られ、東側は石灰質と泥灰岩、西側はジュラ紀の結晶質層が砂岩に覆われるなど、複雑な土壌構成を持っています。気候は温暖でやや大陸性の影響を受け、夏は暑く冬は寒冷。遅霜や雹のリスクは少なく、自然の盆地が西風から畑を守り、安定した成熟環境をもたらしています。
モンタニィ Montagny, Côte Chalonnaise
モンタニィは、ソーヌ・エ・ロワール県のコート・シャロネーズ南端に位置し、ビュクシー、モンタニィ・レ・ビュクシー、ジュリー・レ・ビュクシー、サン・ヴァレランの4つの村から成るアペラシオンです。1936年にAOCとして認定され、ブドウ畑と大理石の採石場が共存する土地として知られます。文化遺産として重要な12世紀の要塞を擁するビュクシーは、歴史的にも重要な村です。生産されるワインは100%シャルドネの白ワインのみで、フレッシュさと明晰さが特徴。かつてはクリュニー派の修道士たちにも愛されてきました。
畑は東〜南東向きの斜面にあり、標高250〜400m。地質は主にジュラ紀中期のバジョシアンと、約2億年前の三畳紀の泥灰土・石灰岩から成り、シャルドネにとって理想的なテロワールを形成しています。ビュクシーでは三畳紀前期の砂岩が露出し、シャブリ地区のキンメリジャンと類似した地質年代を持つのも特徴。この地の採石場から採れた石材はパリのオルセー美術館にも使用されています。地形はまるで3つの円形劇場のような形状で、半海洋性・半大陸性の気候のもと、盆地が西風から畑を守り、シャルドネは霜の影響を受けにくい環境が整っています。
ドメーヌ ブリュノ・ロランゾンのワイン
MERCUREY 1er Cru Pièce 13(赤)
メルキュレイ プルミエ・クリュ ピエス13
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土壌:粘土石灰岩
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日照:南東
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標高:310 m
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ブドウ品種:ピノ・ノワール
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ブドウの樹齢:50年
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植密度:12,000本/ha
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平均収量:25 hl/ha
醸造・熟成は、全房比率を交えた発酵と新樽比率約30〜50%での12〜13ヶ月の樽熟成、その後6〜7ヶ月のタンク仕上げを経て瓶詰め。
20年以上の継続的な観察のもと、シャン・マルタン区画内で最も優れた一角から厳選されたピノ・ノワール。ブリュノ氏の集大成ともいえるキュヴェで、ドメーヌの卓越した表現力と長い余韻を備えています。ダークベリーやスイートスパイス、アイリスの華やかな香りが広がり、明るく洗練された味わいときめ細やかなタンニンが見事に調和した、完成度の高い一本です。
MERCUREY 1er Cru Champs-Martin(赤)
メルキュレイ プルミエ・クリュ シャン・マルタン
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土壌:白い石灰質の泥灰土
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日照:南西
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標高:310 m
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ブドウ品種:ピノ・ノワール
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ブドウの樹齢:50年
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畑面積:1.10 ha
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植密度:12,000本/ha
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平均収量:30 hl/ha
全房比率10〜30%を交え、新樽比率約10〜30%で12〜13ヶ月の樽熟成後、6〜7ヶ月のタンク仕上げを経て瓶詰め。
メルキュレイ最良のクリマの一つに位置し、多くの小さな石灰石と酸化鉄を含む土壌がふくよかでエレガントなワインを生み出します。ブラックベリー、プラム、リコリス、バラの花びらの香りが広がり、しっかりとした深みのある味わいが特徴。しなやかなタンニンと爽やかな酸味が純粋で洗練された印象を与え、食欲をそそる魅力的な余韻が続きます。
MERCUREY 1er Cru Champs-Martin(白)
メルキュレイ プルミエ・クリュ シャン・マルタン
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土壌:石灰質の白泥灰土
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日照:南西
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標高:310 m
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ブドウ品種:シャルドネ
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ブドウの樹齢:35年
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畑面積:1.10 ha
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植密度:12,000〜14,000本/ha
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平均収量:30 hl/ha
全房のまま優しく圧搾し、天然酵母発酵とバトナージュを経て、自家製樽(新樽率30〜50%)で12〜13ヶ月熟成、その後6〜7ヶ月のタンク仕上げを経て瓶詰め。
メルキュレイ最良のクリマの一つで、シャルドネに適した上部の畑はジュラ期オックスフォーディアンの白色泥灰土に覆われています。このテロワールはライムやディルの香りをまとい、力強く、稀に見る長い余韻を楽しませてくれます。
MERCUREY "Les Vignes d'Orge"(赤)
メルキュレイ レ・ヴィーニュ・ドージュ
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土壌:粘土石灰岩
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日照:南
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標高:270 m
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ブドウ品種:ピノ・ノワール
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ブドウの樹齢:75年
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植密度:12,000本/ha
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平均収量:25 hl/ha
全房比率10〜30%を交え、新樽比率10〜30%で12〜13ヶ月の樽熟成後、6〜7ヶ月のタンク仕上げを経て瓶詰め。
村の中心近く、ジルー川に近い南向きの理想的な斜面に位置する、ドメーヌ最古の畑。樹齢75年以上のブドウ樹が育ちます。土壌は上位のプルミエ・クリュ畑から流れ下った壌土に由来し、バランスが良く、古樹ならではの密度と奥深さを持つワインを生み出しています。
MONTAGNY 1er Cru "Les Truffières"(白)
モンタニィ プルミエ・クリュ レ・トリュフィエール
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土壌:多色粘土石灰岩
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日照:南
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標高:280 m
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ブドウ品種:シャルドネ
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ブドウの樹齢:40年
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畑面積:0.90 ha
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植密度:12,000本/ha
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平均収量:35 hl/ha
全房のまま優しく圧搾し、天然酵母発酵とバトナージュを経て、自家製樽(新樽率30〜50%)で12〜13ヶ月熟成、その後6〜7ヶ月のタンク仕上げを経て瓶詰め。
「トリュフの木々」を意味するこのクリマは、モンタニィ・ビュクシー村の南向き斜面に広がる小さな谷間に位置し、その名の通り独特の芳香を放ちます。蜂蜜をまとった洋梨や柑橘、桃のアロマに、バターを思わせるペストリーやミントのニュアンスが溶け合い、シルキーで滑らかな口当たり。純粋で奥行きのある味わいが広がり、鮮やかな酸が全体を引き締めながら、長く調和の取れた余韻を残します。
MONTAGNY "Le May"(白)
モンタニィ ル・メイ
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土壌:粘土石灰岩
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日照:東
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標高:330 m
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ブドウ品種:シャルドネ
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ブドウの樹齢:30年
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植密度:12,000本/ha
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平均収量:40 hl/ha
全房のまま優しく圧搾し、天然酵母発酵とバトナージュを経て、自家製樽(新樽率10〜30%)で12〜13ヶ月熟成、その後6〜7ヶ月のタンク仕上げを経て瓶詰め。
三畳紀の土壌から生まれるモンタニィ・ル・メイは、白い花、熟れた桃、バターを思わせるペストリー、そして牡蠣の殻のような繊細な香りが広がります。口当たりはシルキーで豊かさを備えつつ、引き締まった酸が全体のバランスを整え、しっかりとした骨格を形成。フィニッシュにはチョーキーなミネラル感が際立つ、洗練された仕上がりです。
BOURGOGNE "Clos Alfred"(白)
ブルゴーニュ クロ・アルフレッド
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土壌:旧氾濫堆積土と粘土泥灰質土壌
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日照:東
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標高:260 m
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ブドウ品種:シャルドネ
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ブドウの樹齢:25年
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畑面積:0.80 ha
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植密度:14,000本/ha
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平均収量:35 hl/ha
全房を優しく圧搾し天然酵母で発酵、バトナージュを施しながら熟成。自家製樽で12〜13ヶ月、その後ステンレスタンクで6〜7ヶ月の仕上げ熟成を経て瓶詰め。
メルキュレイの最高のテロワールに隣接する0.8haの小さな区画から生まれる一本。非常にフレッシュな柑橘系の香りが広がり、口に含むと生き生きとしたアタックと張りのある味わいが楽しめます。余韻にはほどよい木樽のニュアンスが感じられ、魅力的な味わいを締めくくります。
※各キュヴェの畑データ・醸造データは、ヴィンテージにより一部変更される場合があります。







Kaori's Insights
(私の視点)

ブリュノ・ロランゾン氏に初めてお会いしたのは、約20年前のことでした。まだお互いの子どもが幼く、ブルゴーニュの自宅近くの際サイクリングロードをベビーカーを押しながら散歩していた頃です。その時のことを、記憶力の良いブリュノ氏は今でも覚えていてくださいました。
それから20年余り。子どもたちは成長し、今では日本市場という新たな舞台で、ともに仕事をすることになりました。あの頃は想像もしていなかったご縁に、お互い大きな期待を寄せています。
一緒に仕事をするようになって、まず驚かされたのは、その「完璧主義」という評判に違わぬ、細部への徹底したこだわりでした。かつて樽会社に関わっていた経験を持つ彼にとって、木材を選び、乾燥させ、キュヴェごとに樽を細かく設計することは、単なる技術ではありません。ワイン造りを支える重要な表現の一つなのです。その姿勢は、現在の醸造にも脈々と受け継がれています。
イタリアからブルゴーニュへ移住した祖父の血を引くブリュノ氏には、この土地に深く根ざしながらも、どこかラテン的な華やかさがあります。伝説的な造り手アンリ・ジャイエをメンターとしていたこともあります。
「土壌の声に耳を傾け、それをワインへと昇華させることが私の使命です。」
そう私に語る彼の言葉には、決して誇張ではない、長年の経験に裏打ちされた重みがありました。
コート・ドールの著名な村名に注目が集まりがちな日本のブルゴーニュ愛好家にとって、コート・シャロネーズはまだ十分に知られているとは言えません。しかし、ブリュノ氏のワインを口にするたび、この土地のポテンシャルの高さを改めて実感します。ラグビーと自転車を愛し、チームワークを何よりも大切にする彼らしく、そのワインには力強さと繊細さが自然に共存しています。
このドメーヌを日本へ紹介することは、私にとって単なる輸出の仕事ではありません。それは、イタリアからブルゴーニュへ渡った一家の歴史、樽職人から醸造家へと歩んだ一人のヴィニュロンの物語、そしてコート・シャロネーズという土地の価値を、日本の皆様へ伝えることでもあります。
その架け橋となれることを、私は心から嬉しく思っています。








