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Domaine Jean-Marc
& Hugues Pavelot

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ドメーヌ ジャン・マルク&ユーグ・パヴロ
所在地:サヴィニー・レ・ボーヌ、コート・ド・ボーヌ、ブルゴーニュ
栽培面積:17ha(全て自社畑)
主要品種:ピノ・ノワール、シャルドネ
認証:AB認証・ECOCERT認証(2024ヴィンテージより表示)

ドメーヌ ジャン・マルク&ユーグ・パヴロのワイン

  • SAVIGNY-LES-BEAUNE 1er Cru La Dominode rouge
    サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ ラ・ドミノード ルージュ

  • SAVIGNY-LES-BEAUNE 1er Cru Aux Gravains rouge
    サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ オー・グラヴァン ルージュ

  • SAVIGNY-LES-BEAUNE 1er Cru Les Serpentières rouge
    サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ レ・セルパンティエール ルージュ

  • SAVIGNY-LES-BEAUNE 1er Cru Aux Guettes rouge
    サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ オー・ゲット ルージュ

  • SAVIGNY-LES-BEAUNE rouge
    サヴィニー・レ・ボーヌ ルージュ

  • SAVIGNY-LES-BEAUNE blanc
    サヴィニー・レ・ボーヌ ブラン

ドメーヌ紹介

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  • ドメーヌ ジャン・マルク&ユーグ・パヴロ(Domaine Jean-Marc & Hugues Pavelot)は、ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ北部、グラン・クリュ「コルトンの丘」のふもとに広がるサヴィニー・レ・ボーヌを代表する造り手です。数世代にわたりこの地でブドウ栽培に携わってきたパヴロ家は、地域のテロワールを深く理解し、それを見事に表現する生産者として知られています。現在は息子のユーグ氏が弟のピエール=イヴ氏とともにドメーヌを運営し、家族の伝統を受け継ぎながら、現代的な感性と技術を取り入れたワイン造りを実践しています。

  • やや控えめな評価を受けがちなサヴィニー・レ・ボーヌというアペラシオンの中でも、際立った存在感を放つその洗練されたスタイルと安定した品質は、Vinous(アントニオ・ガッローニ)やBurghound(アラン・メドー)といった主要ワインメディアからも高く評価され、日本市場においても、今後さらに注目されるべき存在です。

History(歴史)

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サヴィニー・レ・ボーヌという土地の歴史

サヴィニー・レ・ボーヌのワイン造りの歴史は古代ローマ時代に遡ります。中世には修道院や宗教団体(特にボーヌの聖堂に属する修道院)がワイン生産に大きな影響を与え、品質を急速に向上させました。その後、貴族や上流階級に愛され、ブルゴーニュの他の産地と並ぶ重要な地域としての地位を確立。19世紀のフランスワイン産業の急成長期には品質管理とマーケティングに取り組み、今日では1er Cru(プルミエ・クリュ)や村名ワインが世界中のワイン愛好家に愛される存在となっています。

創業 ― パヴロ家のルーツ

パヴロ家のルーツは代々農業に携わってきた歴史にあり、本格的なワイン造りはジャン=マルク氏の父の代から始まりました。
 

家族経営と世代交代

ドメーヌは父ジャン=マルク氏と息子ユーグ氏の親子を中心に運営されてきました。ユーグ氏は、ブルゴーニュの名門校であるボーヌのBTS VITIにて醸造学を修めた後、オーストラリアでの研修を通じて実践的なスキルを磨き、早くからその才能をブルゴーニュの業界内で認められた人物です。伝統を重んじる父のスタイルに、革新的な感性を融合させる形で、ドメーヌに新たな息吹を吹き込みました。

現在は、ユーグ氏の弟ピエール=イヴ氏も加わり、ユーグ氏が醸造と販売を、ピエール=イヴ氏が栽培管理を担うという体制で、より確かな品質を追求しています。さらに次世代であるユーグ氏の息子ルイ氏もすでに家業を継ぐ決意を示し、BTSおよび学士課程(Licence)を修了。三世代にわたる継承の歩みが、着実に進められています。
 

現当主とドメーヌ

現当主は現在はユーグ氏とピエール=イヴ氏。父の築いた畑への敬意を保ちながら、より精緻なテロワール表現を追求しています。力強さと繊細さを併せ持つサヴィニーらしさを、誇張のない筆致で表現する点が最大の特徴で、村名格から1級畑まで一貫したスタイルの軸が通っています。

Philosophy(哲学)

テロワールへの考え方

ドメーヌ・J-M&Hパヴロは、サヴィニー・レ・ボーヌの地に根ざし、世代を超えて受け継がれてきた家族の精神と知恵を大切にしています。その哲学の中心にあるのは、テロワールへの深い敬意と、自然との共生、そして人の手による誠実な仕事です。ワイン造りを単なる「生産」ではなく、土地の声に耳を傾け、その個性を表現する創造行為と捉えており、華やかすぎず、技術に頼りすぎず、自然体でワインを仕上げることを信条としています。
 

栽培哲学

ユーグ&ピエール=イヴ・パヴロは、17haすべての自社畑で2021年より正式に有機農法(Agriculture Biologique)に移行し、環境との共生とテロワールの尊重を柱にしたぶどう栽培を実践しています。化学肥料や除草剤は一切使用せず、自然な草生や有機肥料を用いて土壌の生命力を保ち、ぶどうの健全な生育を促しています。すべての収穫は手作業で行われ、畑での厳格な選果によって選び抜かれた果実だけが醸造に使用されます。畑には樹齢80年を超える古木も多数残されており、その果実はワインに豊かな複雑性と深みをもたらしています。
 

醸造哲学

醸造の目指すところは「ぶどう本来の力を尊重し、テロワールの個性をそのままボトルに写し取ること」。過度な技術的介入を避け、自然酵母による発酵や最小限の抽出によって、ワインにピュアな果実味と繊細なバランスをもたらしています。赤ワインは通常除梗されますが、一部では全房発酵を取り入れ、複雑さと骨格を引き出します。抽出は控えめに行い、タンニンよりもフィネス(上品さ)を重視。発酵や熟成のプロセスは自然のリズムに委ねられ、必要以上の操作は加えません。
 

有機栽培

全てが自社畑であり、有機農法を本格導入し2021年から認証申請を開始。2024年ヴィンテージよりECOCERT認証を取得し、ラベルに明記されます。瓶の軽量化や梱包資材の見直しなど細部にまで環境配慮を徹底しており、レストランや専門店では「安心・安全・共感」を軸にしたストーリー性のあるワインとして強力な差別化ポイントとなっています。
 

人柄

「シンプルだが深い、穏やかだが芯のある」―そんな彼らの人柄と哲学が、そのままワインのスタイルにも映し出されています。次世代であるピエール=イヴ氏が加わったことで、伝統を守る一方、新しい感性も積極的に取り入れる、過去と未来のバランスを取った持続可能なドメーヌ運営を目指しています。

ドメーヌ ジャン・マルク&ユーグ・パヴロの畑 3DMAP

Vineyards & Terroirs
(畑・テロワール)

位置と地形

サヴィニー・レ・ボーヌは、ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌの北部、グラン・クリュ「コルトンの丘」のふもとに位置する、歴史的かつ重要なワイン生産地です。コルトンの丘とボーヌの町との間で、小川ロワン川を中心に左右へと風景がゆるやかに広がっています。村全体で約350ヘクタールのブドウ畑を有し、そのうち約200ヘクタールが村名格、140ヘクタール以上がプルミエ・クリュに分類されています。村の中心にそびえる14世紀の城がこの土地の格式を物語り、1937年にはAOC(原産地統制呼称)の認定を受けました。
 

テロワールの特徴

畑は標高250メートルから400メートルにかけて、穏やかな起伏から次第に明確な傾斜を描きながら展開しています。斜面上部ではロワン川が運んだ沖積土が見られ、さらに高所では名高いコルトン山と共通する石灰岩地質が露出し、ワインに骨格と持続性を付与します。南向きの斜面には礫質土壌が広がり、鉄分を含んだ赤褐色の微細な球状石灰岩(ウーライト)が散在。東向きの斜面は冷涼な環境を持ち、砂質を含む石灰岩土壌が主体で、より繊細で緻密な酸としなやかな質感をもたらします。
 

ドメーヌの所有畑データ

自社畑面積(合計)

約17 ha(全て自社畑 & 有機栽培)
 

赤ワイン用畑(ピノ・ノワール)
主要1級畑(クリマ)

La Dominode(2.22ha)/Aux Gravains(1.35ha)/Les Serpentières(0.17ha)/Aux Guettes(1.48ha)
 

村名畑(Savigny-lès-Beaune)

6.63 ha(Les Gollardes, Le Village, Guettes, Les Bas Liards, Les Saucours, Aux Fourches, Aux Champs Chardons, Grand Picotins, Les Poulets)

 

白ワイン用畑(シャルドネ)

0.98 ha(Les Planchots:樹齢55年/Les Vermots:樹齢15年)

標高:  250〜400m(畑により異なる)
土壌石灰岩・石灰質粘土を基盤に、区画ごとに礫の量や鉄分含有量(ウーライト)が異なる

向き東・南・南東など、区画により多様

樹齢 : 10〜80年超(古木も多数現存)

栽培方法: 2021年より全畑で有機栽培(Agriculture Biologique)。2024年ヴィンテージよりECOCERT認証取得

Wines(ワイン)

Savigny-lès-Beaune 1er Cru La Dominode(赤)
サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ "ラ・ドミノード "

  • アペラシオン:Savigny-lès-Beaune 1er Cru

  • 畑:La Dominode(畑面積 2.22 ha)

  • 土壌:砂と石灰を含む粘土質土壌

  • 向き:東

  • 標高:260 m

  • ブドウ品種:ピノ・ノワール

  • 樹齢:90年 45%、40年 32%、20年 23%

  • 平均生産量:10,000本

丹念に手摘みされたブドウは、2度にわたる慎重な選果を行います。発酵には野生酵母を使用し、全房は30%で、抽出は極めて穏やかに。醸造期間は約3週間で、初めの2〜3日は低温でのマセラシオン(浸漬)にあてられ、その後13〜17日間かけてゆっくりと発酵が進みます。フレンチオーク樽で約12ヶ月熟成、新樽はおおよそ30%。仕上げにはごく軽い濾過のみを施し、ブドウとテロワールの個性を余すところなく引き出しています。

「Dominode(ドミノード)」という名は、ラテン語で「領主」を意味するDominusに由来し、かつてはサヴィニーの領主の私有地として知られていました。1級畑《Les Marconnets》と《Les Jarrons》の間に位置し、比類ない存在感を放つ一本です。深みのある濃厚なガーネット色、熟した果実・スパイス・ムスクが絡み合う芳醇なアロマ、ビロードのように滑らかな舌触りと凝縮感のある果実味、力強さと気品を兼ね備えた、ドメーヌの象徴的な一本です。

  • 香り:黒系果実、なめし革、スパイス、土。熟成によりジビエ香も。

  • 味わい:しっかりとしたタンニンと凝縮感、滑らかでエレガントな余韻。

  • おすすめ料理:仔羊のロースト、ジビエの赤ワイン煮込み

     

Savigny-lès-Beaune 1er Cru Aux Gravains(赤)
サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ "オー・グラヴァン "

  • アペラシオン:Savigny-lès-Beaune 1er Cru

  • 畑:Aux Gravains(畑面積 1.35 ha)

  • 土壌:砂と石灰を含む粘土質土壌

  • 向き:南

  • 標高:260 m

  • ブドウ品種:ピノ・ノワール

  • 樹齢:90年 75%、20年 25%

  • 平均生産量:5,000本

丹念に手摘みされたブドウは2度の選果を経て、野生酵母により穏やかに発酵。全房は22%。フレンチオーク樽で約12ヶ月熟成、新樽比率は約25%です。「Aux Gravains」は、その名が示す通り(“Gravains”=「小石」)、穏やかな斜面の裾野に位置する一級畑で、土壌には小石混じりの堆積物が多く含まれ、水はけが良く、ぶどうの成熟を助けます。

この軽やかでミネラル感のある土壌が、ワインに洗練された骨格と明瞭な輪郭をもたらします。熟した果実のアロマが立ち上る魅惑的なブーケが広がり、しなやかでエレガント。果実の豊かさとタンニンの繊細さが見事に調和し、ドメーヌの中でも最もバランスの美しい一本として高く評価されています。

  • 香り:熟した果実が立ち上る魅惑的なブーケ

  • 味わい:しなやかでエレガント、果実とタンニンの調和

  • おすすめ料理:鴨肉のソテー、きのこのリゾット

     

Savigny-lès-Beaune 1er Cru Les Serpentières(赤)

サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ "レ・セルパンティエール" 
 

  • アペラシオン:Savigny-lès-Beaune 1er Cru

  • 畑:Les Serpentières(畑面積 0.95 ha)

  • 土壌:鋭角な礫を含む深層の粘土石灰質(マール)土壌

  • 向き:南

  • 標高:275 m

  • ブドウ品種:ピノ・ノワール

  • 樹齢:65年

  • 平均生産量:1,000本

丹念に手摘みされたブドウを2度選果し、野生酵母で穏やかに発酵。全房は10%。フレンチオーク樽で約12ヶ月熟成、新樽比率は約20%です。「セルパンティエール」という名は、かつてこの地に多く生息していた蛇(serpens)に由来するとされ、周囲の湧き水に惹かれて集まっていたことが背景にあるとされています。

この一級畑から生まれるワインは、エレガンスと生き生きとした躍動感を兼ね備えています。ピュアなアロマは果実味とミネラル感が調和し、このクリマならではの個性を感じさせます。口に含めば、古樹の繊細さを湛えたフレッシュでバランスの取れた味わいが広がり、心地よい余韻が長く続きます。

  • 香り:力強く真っ直ぐ、ほのかに黒系果実のニュアンス

  • 味わい:絹のように滑らかなタンニンと魅力的な果実味

  • おすすめ料理:鶏肉や白身肉の赤ワイン煮込み、ナチュラルチーズ

     

Savigny-lès-Beaune 1er Cru Aux Guettes(赤)

サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ "オー・ゲット"
 

  • アペラシオン:Savigny-lès-Beaune 1er Cru

  • 畑:Aux Guettes(畑面積 1.48 ha)

  • 土壌:浅い深度の石灰質土壌

  • 向き:南

  • 標高:290 & 310 m (約300m)

  • ブドウ品種:ピノ・ノワール

  • 樹齢:35年

  • 平均生産量:8,000本

丹念に手摘みされたブドウを2度選果し、野生酵母で穏やかに発酵。フレンチオーク樽で約12ヶ月熟成、新樽比率は約23%です。このテロワールは、ボーヌとその周辺地域を見渡せる絶好のロケーションにあり、その地名の由来にもなっています(“Guette”=見張り台)。

香りは力強く真っ直ぐで、ほのかに黒系果実のニュアンスが感じられます。味わいは骨格がしっかりしながらも絹のように滑らかなタンニンと魅力的な果実味が調和し、このピノ・ノワールはテロワールの個性が存分に表現された一本です。

  • 香り:力強く直線的、黒系果実のニュアンス

  • 味わい:しっかりとした骨格と絹のようなタンニン

  • おすすめ料理:牛肉の赤ワイン煮込み、鴨胸肉のグリル

     

Savigny-lès-Beaune 村名(赤)

サヴィニー・レ・ボーヌ 
 

  • アペラシオン:Savigny-lès-Beaune

  • 畑:村名格の複数区画
    (Les Gollardes, Le Village, Guettes, Les Bas Liards,
    Les Saucours, Aux Fourches, Aux Champs Chardons,
    Grand Picotins, Les Poulets)合計6.63 ha

  • 土壌:粘土石灰質土壌

  • 向き:東〜南

  • 標高:240〜360 m

  • ブドウ品種:ピノ・ノワール

  • 樹齢:50年

  • 平均生産量:20,000本

複数の村名格区画から造られるこのワインは、区画ごとの地形や土壌、日照条件の多様性が生み出す、豊かな個性と奥行きを備えています。手摘みされたブドウは収穫年の特性を見極めたうえで仕込まれ、フレンチオーク樽で約12ヶ月熟成(新樽比率なし)。

美しい色合いを持ち、香りはサヴィニーらしい赤い果実のニュアンスを中心とした華やかでフレッシュなアロマが広がります。味わいは繊細でバランスに優れ、赤系果実の明るい風味が心地よく広がる、親しみやすくも洗練された一本です。

  • おすすめ料理:鶏肉のソテー、軽めの肉料理全般、和食(出汁の効いた煮物など)

     

Savigny-lès-Beaune 村名(白)

サヴィニー・レ・ボーヌ
 

  • アペラシオン:Savigny-lès-Beaune

  • 畑:Les Planchots(樹齢65年 2023)
    + Les Vermots(樹齢5-35年 2023)合計0.98 ha

  • 土壌:粘土石灰質土壌

  • 向き:南東・南

  • 標高:230〜300 m

  • ブドウ品種:シャルドネ

  • 平均生産量:4,500本

手摘みにより丁寧に収穫されたブドウは、低温で静置・清澄後、自然酵母によって発酵。発酵と熟成はフレンチオーク樽で行われ、新樽比率は約20%、熟成期間は約10ヶ月です。

対照的な特徴を持つ2つの区画からブレンドされる一本。樹齢55年の「Les Planchots」は深い砂質土壌で育ち、グレープフルーツなどの柑橘やドライフルーツの豊かな香りとコクのある豊潤な味わいをもたらします。樹齢15年の「Les Vermots」は石灰質の斜面に位置し、ミネラル感と桃のような繊細な果実味が際立ちます。この二つの個性を絶妙にブレンドすることで、芳醇でバランスの取れた、香り高く丸みのあるワインに仕上がっています。

  • おすすめ料理:白身魚のポワレ、甲殻類、クリームソースの料理

    ※各キュヴェの面積・樹齢・醸造・熟成データは2023年ヴィンテージ資料に基づきます。
    ヴィンテージにより一部変更される場合があります。

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Kaori's Perspective
(私の視点)

私が初めてユーグ・パヴロ氏と出会ったのは、サヴィニー・レ・ボーヌ村の蔵開放の日でした。観光客に混ざりながら、一軒一軒のドメーヌを訪ね歩く中で、ひときわ印象に残ったのがパヴロでした。
 

もちろん、ワインの質の高さはすぐに感じました。しかし、それ以上に心を動かされたのは、ユーグ氏が一人ひとりのお客様に丁寧に向き合い、ワインだけでなく、その背景にある畑や土地、家族の仕事について静かに語る姿でした。華やかに自らをアピールするのではなく、誠実にワインと向き合う。その姿勢こそが、このドメーヌの哲学を何より雄弁に物語っていました。
 

日本では、ブルゴーニュというと著名な村名やグラン・クリュに注目が集まりがちです。しかし私は、サヴィニー・レ・ボーヌのように、派手さはなくとも確かな実力を持つ産地にこそ、ブルゴーニュの本当の魅力があると感じています。
 

少し控えめで、どこか恥ずかしがり屋なユーグ氏。その人柄は、まるでワインそのものです。力強さを誇示することなく、果実の純粋さやテロワールの繊細な表情を静かに語りかけてきます。
 

私がこのドメーヌに惹かれた理由は、強い個性と繊細さが、ごく自然に共存していることです。それは、一朝一夕に生まれるものではありません。何世代にもわたり土地と向き合い、自然に敬意を払い続けてきた積み重ねがあるからこそ生まれる味わいです。
 

だから私は、このワインを日本へ紹介することを単なる輸出の仕事とは考えていません。ブルゴーニュという土地が育んだ文化や価値観を、一杯のワインを通して日本の食卓へ届けること。その架け橋となることに、私は大きな喜びと責任を感じています。

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​日本取り扱い

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